ハイウェイのド真ん中の入口でヒッチハイクを続ける。
が。
やっぱり難しいよ!
だって車はやいんだもん!
数時間待ち続ける、つらい、移動しようかな……。
と、そこでやっと1台の車が!
あれ、やたら若いぞコイツ……。
ありがとう!と急いで車に乗り込む。
彼はメキシカンアメリカン。大学生らしい。
年齢を聞くとなんとハタチ!
この旅初めての年下である。
年下に拾わせてしまった。
謎の背徳感があるな……。
彼のキャンパスにはいろんな人種の友達がいるそうで、
やはりトランプが嫌いだそう。彼もメキシコ系だしなあ。
しかしハタチなのにちゃんと自分の意見を持っててすごい。
政治にきちんと関心があるんだ。
俺はアベがどんなことしてるのかもロクに知らないのに。
しかしなー。
どんな人間もこんなに愛おしいのに。
肌の色で優劣を決めてしまおうとする人間もいるんだなー。
難しいことはわかんないけどさ。
ちなみに話の流れで銃を持ってる?と聞くと
なんかプリズンのせいで持つのイリーガルだとかなんとか。
前科持ちってこと……?大丈夫かお前!
これが初めてだよ、とかハニカんでた。
よくわからんけど……。
「お腹すいてる?」と近くのバーガーショップへ。
インアンドアウトバーガー。
アメリカでは本当によく見るお店で、
実は前からとても気になっていました。
撮り忘れたのでこれは拾い画ですが、
メニューがめちゃくちゃシンプルでいい。
なんとバーガー全3種。すがすがしいな!
テキトーに注文すると「おごったげる」と彼。
ありがとう、年下におごらせてしまった……。
お腹がすいていたので夢中でかぶりつく。
ウマい、肉肉しい感じが最高だ……。
帰路へつくはずの彼だったが、
お家はとっくに過ぎてるのにすごい距離を送ってもらった。
着いたのはサンノゼという街。
別れ際に「これで夕飯も食べて」と20ドルを渡される。
どんだけいいヤツなんだ、俺はもう泣きそうだよ。
本当にありがとう。大学がんばってね。
夕飯もインアンドアウトバーガー食べます!!!(ハマってる)