バイロン宅での夜を終え、
翌朝、出発。
「西は夜寒いからカイロ持っていきな!」
「雨降ると大変だから折り畳み傘も」
「昨日の魚の残りだよ」
「帽子もあげる」
あっという間にカバンがパンパンに。
どこまで親切なんだバイロン!
車を数十分走らせ、着いたのは
ストラウズバーグという小さな街。
さっそく帽子かぶってみました。
あんまり似合わない……ムズムズする……。
バイロン「地図があった方が便利じゃない?」
それは言えてる、というわけで
お別れの前に街で地図を探してみることに。
適当なストアへ入る。
バイロン「地図ない?」
店員「ソーリー。この店には置いてないよ」
バイロン「彼が日本人のヒッチハイカーでさあ」
店員「ブレイブ!熊よけスプレーでも持ってくかい?」
他のお店も見つからず、
地図は諦めることに。
紙の地図欲しかったなあ、
でもまあグーグルマップあるし……。
困ったときはメールして、と連絡先を渡され、
バイロンは車で帰って行った。
とても寂しいけど、いつか日本に遊びに来てよな!