トーキッシュのへっぽこ周遊記

ただ誰かに認められたかった。沖縄の大学生がアメリカをヒッチハイクで横断・縦断するブログ。

緊急帰国?ジェニファー事件、前編

 
 
 
テリーから逃げられたことで安心した俺は
 
近くのコンビニで夕飯を買い出しすることに。
 
チーズバーガーとコーラ。
 
モーテルに帰って食べよっと。
 
 
 
確かモーテルが禁煙室だったので、
 
コンビニの前でタバコを吸っていくことに。
 
 
すると目の前に1台の車が。
 
 
降りてきたのは美人の白人、しかも細くて巨乳である。
 
 
 
あ。
 
あらまあ。
 
 
 
アメリカに来てよかったとつくづく思いながら
 
しばらくタバコに浸っていたのだが、
 
 
なんだかやたらと目が合う。
 
 
しかもずっと俺の近くをウロチョロしている。
 
 
これ、
 
俺に気があるよな。(童貞)
 
 
 
日本じゃ絶対やらないこともできてしまう、
 
いわゆるトラベラーズハイだったのだが、
 
俺は彼女に話しかけてみることにした。
 
 
「アーユーフロムカリフォルニア?」
 
そう、と彼女は言った。
 
名前はジェニファー。
 
 
せっかくなので「日本人でヒッチハイカーなんだ」と伝える。
 
ほら、旅人ってカッコいいだろ?
 
早くチヤホヤして!ねえ!
 
 
 
「もうやめて、あなたのケータイはハックされている。
 
私はあなたのハック履歴を見つけて飛んできた」
 
 
 
 
 
 
ん?
 
 
なんか予想してた返答のどの選択肢にもないんだけど。
 
 
 
それから猛烈に話を加速させるジェニファー。
 
ち、ちょっと待って、聞き取れない!
 
 
すると彼女はピザハットの箱を使って筆談をはじめた。
 
聞き取れない俺への配慮である。
 

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え……?
 
 
どうやら俺はある集団に情報を抜かれており、
 
自撮り画像や位置情報が彼らに筒抜けらしい。
 
 
なぜ俺なのか?
 
なぜなら俺が「プリティ」で「ガーリー」だから、と彼女は言うのだ。
 
 
ハッキングが始まったのは昨日らしい。
 
 
ちょっと待てよ、じゃあさっきの事件って……。
 
 
 
テリーという男がゲイで、二人乗りで淫行をしてきた、とジェニファーに伝える。
 
「アーハーン!でしょう?」
 
 
 
 
 
え、マジで!?
 
 
でも俺の個人情報が抜き取られるタイミングなんて……。
 
 
ジェニファー「最近誰かに個人情報教えなかった?」
 
 
 
え、もしかして、
 
 
 
ターンの家での書き置き※!?
 
 
 
 
そのことを伝えるとやはりジェニファーは
 
「でしょう?」という顔をするのだ。
 
 
 
嘘だ、ターンはそんなことするようなヤツじゃ……。
 
でも確かに二日前の出来事だし、いやでも……。
 
 
 
 
「テリーのような人間はこれからも続くし、
 
あなたを傷つけたり、もしかしたら殺すかも……
 
 
 
全然状況が掴めない、呼吸ができない。
 
テリーの顔がフラッシュバックする、何がどうなってるんだ?
 
 
 
「話を詳しく聞きたい」というと彼女は俺を
 
ピザハットへ連れていってくれた。
 
ていうかまだピザ食うんだ……。
 
 
 
 
ピザ食べて!とたくさん注文する彼女。
 
いやお腹はすいてるけど、全然食べれないよ……。
 
 
コトの重大さに頭がグルグルする。
 
とにかく俺は今の状況の全てを聞いてみることにした。
 
 
 
○組織は神ではなく悪魔を信仰している
 
○彼らはいわゆるマッドなカルト教団
 
○金曜日はお休みらしい(?)
 
○俺は一刻も早くスマホ端末を初期化するべき
 
○夜も安心できないのでモーテルの扉の前に厳重に椅子を置くといい
 
○万一の時は「911」住所を伝え「サムワンズブレーキン」と言う
 
 
 
なんだか恐ろしい展開……。
 
 
しかしこのジェニファー、なんだかたまにヘラヘラするんだよな。
 
「あなたにガールフレンドはいる?ハハッ!」とか。
 
今はどうでもいいだろ!
 
 
 
「とにかくあなたは日本に帰る。わかった?」
 
 
 
ポートランドでチケットを取り、帰りなさいと言われる。
 
 
こんな形で旅が終わってしまうの……?
 
 
 
まだまだ話し足りなかったが、
 
もう夜の20時になっていたので明日また会うことに。
 
 
マクドナルドに朝10時、了解。
 
 
暗くなる前にモーテルへ急ぐ。
 
俺は一体どうなってしまうのか……。