バイロンの彼女、リンダはなんと28歳。
結構年上だった。
ユールックヤング!
でも考えたらバイロンも28歳って言ってたし、
仕事もしてるし、そりゃそうかって感じ。
カートコバーンなら死んでるぜ……。
そして平気で年齢聞いちゃったけど、
やっぱりアメリカでも失礼だったりするのかなあ。
詳しい人教えてください。
とてもオシャレなアパートメント。
朝からダラーッと呆けているとリンダが一言。
「よかったら今日パーティに来ない?友人バネッサの誕生日なの」
来たよ、来た来た。
アメリカンホームドラマな展開。
日本人には理解しがたい感覚だよね。
自分の誕生日パーティに知らない外国人が来るんだぜ。
どんな気持ちになるのか全く想像できないよ。
「ドンビーシャイ!これがアメリカのカルチャーなの。
アナタが来てくれたらワタシとてもハッピーだわ」
えー、そんなこと言われても……。
行くんかい。
実はちょっと興味あったんだよねー!
少しだけお邪魔します!
ごめんね、ホントごめんね!
パーティに知らない人がいることはとても普通なことらしい。
リンダも「初めまして!」って何人かに言ってた。
リンダですら初めての人もいるんだ。
不思議な文化だなあ。
ちなみにこの誕生日のバネッサ(写真中央)はフィリピン系。
来ているお客さんもみんなフィリピン人のよう。
フィリピン語で話しかけてくるのだが、
俺が日本人だとわかると
「あ、ごめんね」といった顔で
英語に通訳してくれる。
優しいなあ。
まあ英語でも何言ってるかわかんねえけどな!
ただ、リンダが俺の紹介をすると
みんな興味を示してくれたみたい。
そんな旅行やってみたいけどできないよ、といった反応。
そんだけ英語話せたらもっと簡単だと思うけど……。
名前もわからないけど、いいやつたくさんいた。
グッドラック!って拳ガツンとやったり。
ギター弾いてたり、ドローンで遊んでたり、マリファナ吸ってたり。
これがアメリカのパーティか、面白いなあ。
終始ポカーンだったけど、帰る頃にはとても感傷的に。
寂しいなあ、みんな元気でね。