無事にフォーを食べることもできたので、
深夜のホーチミンをブラブラ散策。
思ったより煌びやか。
1人でビールを飲みながら散歩します。
鼻を撫でる都会特有のヤボったい空気、生ぬるい風、喧噪。
ていうか歩きながら飲むのサイコー!
この背徳感がサイコー!!!
近くのコンビニへ。せっかくなので現地のタバコを購入します。
チャンピオンですって。
店員にブルーとシルバーの違いを聞いたけど
しかめ面で「ンッンー」みたいな反応された。
非喫煙者だったのか、俺の顔が嫌いだったのか。。。
夜遊びの若者たちがバイクで通り過ぎていく中、
公園のベンチに座り込んで一服。
すると、目の前に1台のバイクが停車。
女性の2人乗りらしく、後ろのお姉さんがスタスタと近づいてきました。
スラッとした人でボディラインの出るピチピチTシャツ。
ていうか谷間、谷間がすごい!!!
グランドキャニオンも顔負け!!!!
するとキャニオン姉さんが隣に座り、
何やらベトナム語を耳元で囁き始めたんですよ。
何だ?と思ったら突然俺の身体をペタペタ触り出したんです。
あーーーダメ!!それ俺のエンパイヤステートビル!!!!
(うるさい)
でも俺としてもエンパイヤステートビルを触られて嫌な気分はしないので、
キャッチか何かだろう、と思って放置してたんですね。
するとおもむろに立ち上がるキャニオン姉さん。
何だか嫌な予感がしてポケットを確認すると……。
あれ?スマホがない!!!!!
バッと横を見ると俺のスマホをしまおうとするキャニオン姉さん。
待て待て待て!!!
慌ててスマホを取り返し、「ノーマネーノーマネー」と怒りながら追い返しました。
危なかった~~スマホがなかったらゲストハウスにも帰れないよ!!
間一髪。洗礼を受けたような気がします。
翌日、同じく市内を歩いていた時のこと。
フランス領時代の名残でフランス風の建築をされている
「ホーチミン人民委員会庁舎」なるスポットがあるらしく、暇なので直行。
わ!キレイ!はしゃいで写真を撮ります。
(写真は諸事情により残っていないです。理由は後述)
一通り撮り終わったところで「ヘイ!」との声。
振り向くとバイクから手招きしている男性が。
英語で「ダメだよあの建物を撮影したら!」みたいなこと言ってる。
そ、そうなの?と慌てて話を聞くと、
「あのラインを超えて写真撮影しちゃダメなんだ。
警察に捕まってしまうよ!」とのこと。
政治の悪口を言うと逮捕されるみたいな話も聞いたことがあるな……。
これは本当なのかも知れない、ありがとうおじさん!
「ところでどこから来たの?」とのことなので、
アイムジャパニーズと答えると、
「トモダチ!トモダチ!」とのこと。
話を聞くとどうやら若い時に何年か日本で働いていたらしく、
多少喋れるんだとか。いい人やーん!
「今日はこの後どこ行くの?」「1人で?旅行?」と、一通り雑談。
するとおじさんが突然手を差し出してきた。
え、なに?
「撮影禁止って教えてあげたからお金ちょうだい」
な、なんだってーーーー!!!
お前も結局それか!!!!
あまりにもしつこかったから500円くらいあげました。
いい商売してんなチクショウ。。。
撮った写真はその後すぐに消しました。
逮捕とかされないとは思うけど、なんか怖くなって。。。
庁舎が気になる人はグーグルで調べてみてください。笑
何か綺麗だったような気がします(あんまり覚えていない)。