ブラックスカイのお父さんに降ろされた場所は
小さなショッピングモールの近く。
もう少しでシアトル!ヒッチハイクにも熱が入ります。
近くに大学があるのか、大学生ぐらいの若者が
バスから頻繁に乗り降りしている。
同世代に見られるのは少しだけ恥ずかしい。
見えるかい!!!
俺の生涯年収が、モラトリアムに散っていくさまが!
眩しいだろう!眩しいだろう!ははは!
そこで1台の車が。
出てきたのは若い女の子。
ハンナモンタナのリリーみたいな顔してる。
※ハンナモンタナのリリー
「シアトル行きたいの!?」
「イ、イエス!」
「ごめんねシアトルは行かないんだー。バスでも行けるよ!バス賃もらう?」
「えっ」
バス賃は受け取らなかったけど、すごく嬉しかった。
グッドラック!というと彼女は車でどこかへ行ってしまった。
しばらく続けていると中年の女性が。
車が恐ろしく壊れている、ていうかバンパー取れてない?
なんと行き先はシアトル!我らが目的地である。
音楽が好きで、ロック音楽もとてもお気に入りなんだとか。
特にパンクが好きらしく、いろいろ語られたが
詳しくない上に英語もできないのでサッパリ。
とりあえず
って言ってたら満足してくれたみたい。よかった。
しばらくしてシアトルのチャイナタインに降ろされる。
中国人のホテルがあるから、と彼女は言い残し消えてしまった。
なんだかイヤな雰囲気……。