へっぽこブラリタビィ

ふるえる声でラブエンピース!沖縄生まれのへっぽこが世界各地で博愛をゴニョゴニョ呟く旅ブログ

2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ジャスティンバイツァダスト

昨晩のジェニファー事件を引きずりながらも、 俺はなぜかすごい強気に。 このまま不安を抱えて旅をするよりも、 今日で要らないものは全て払拭してしまおう。 昨日テリーにすすめられたヒッチハイクポイントであえて待つ。 仲間がいるなら来いよ、 全員ぶっ…

緊急帰国?ジェニファー事件、後編

モーテルに到着。 さっきまでなんてことなかった小さな物音が こんなにもこわくなるなんて。 ドアを二重にロックし、椅子をドアに立てかけ、 その椅子の前にテレビ台を置く。 これで急には入れないだろう……。 すぐ通報できるように電話は枕の横に。 無論、カ…

緊急帰国?ジェニファー事件、前編

テリーから逃げられたことで安心した俺は 近くのコンビニで夕飯を買い出しすることに。 チーズバーガーとコーラ。 モーテルに帰って食べよっと。 確かモーテルが禁煙室だったので、 コンビニの前でタバコを吸っていくことに。 すると目の前に1台の車が。 降…

テリーの淫行ダブルライド

ポートランド南部でヒッチハイクを続けていると、 1台のバイクが停車。 今回初のバイクである。 名前はテリーというらしい。 「今日は仕事がお休みなんだ、一緒に海に行くかい?」 おお、二人乗りで海岸線、これは憧れである! 結構南下するようだったので…

ポートランドの線路をゆく

ポートランドはそこそこ都会なので、 安く泊まろうとするならそれなりの覚悟が要ります。 壁とか破れてる。 というか外からカギかけられないんだが! でも街の雰囲気は悪くない。 治安もよさそうだし、いいか。 ちなみにポートランドは 「アメリカでいま一番…

スペシバロシアン

アジアンマフィアのアジトを飛び出したはいいものの、 見渡す限り森、畑。 どこなんだここは。 グーグルマップで場所を確認。 一番近いハイウェイでも歩いて90分。 仕方あるまい。 曲がるストリートの名前を暗記して、 あとはひたすら歩く。ひたすら。 何…

アジトにて、後編

アジトにて、前編 - トーキッシュのへっぽこ周遊記のつづき! アジアンマフィアのアジトに置いてけぼりにされた俺。 時刻は夜を迎える。 どうしよう、めっちゃ怖い。 周囲に建物がここしかない。 畑のど真ん中。 テレビやラジオもない。 しかも電波も悪い。 …

アジトにて、前編

ハイウェイから外れ、 どんどん森の奥に入って行くターン。 拉致案件だ、ナインワンワンだ! 着いたのは畑の中にポツンとある小屋。 中に入るとターンの家族(?)が出迎えてくれ、 タイ料理をふるまってもらった。 上の炒め物と、あと久しぶりの米は本当に…

アジアンマフィアは葉っぱのかほり

シアトルを出発し、郊外にてヒッチハイクを再開。 ボードには「SOUTH」って書いてます。 これまた適当な。 曇っているせいか、 昨晩に引き続き今朝もとても寒い。 なんで俺半袖なの? ブルブル震えながらガソリンスタンド前でドライバーを待つ。 ちなみに近…

ヴィレッタパーク

どんな夜も、いつかは明けます。 (地球のこのシステムに俺は本当に助けられた) だんだんと日が昇ってきたので、 とうとうカートの墓、ヴィレッタパークへ! 朝方。 とっても静か。 気合を入れてニルバーナTシャツだけど、 なんだかもうどうでもよくなって…

凍てつくバス停、シアトルの夜

チャイナタウンに降ろされ、今夜の宿を探す。 中国語の看板、なんだかとても 北京空港※を思い出して不快である。 ※灰の街ベイジン、破られた航空券 - トーキッシュのへっぽこ周遊記 そんなに安くもなさそうだし、 これは少し郊外の方へ出ていって、 安いモー…

シアトルへ、後編

ブラックスカイのお父さんに降ろされた場所は 小さなショッピングモールの近く。 もう少しでシアトル!ヒッチハイクにも熱が入ります。 近くに大学があるのか、大学生ぐらいの若者が バスから頻繁に乗り降りしている。 同世代に見られるのは少しだけ恥ずかし…

シアトルへ、前編

ディックおじさんからヒッチハイクを続ける。 こんなことで諦められるか! なかなか止まらない……。 ショッピングセンターが近くにあったので、 服屋さんを見たりしながら休憩。 ヒッチハイクを続けていると、1台の車が。 歯を矯正している、白人のお姉さん…

ディックおじさん

朝、モーテルをチェックアウト。 ビョンジュンのことを未だ引きずりながら(いい加減しつこい)、 重い腰でモーテルを後にしたのである。 ちなみにだけど高かった。100ドルくらい。 朝ごはんを済ませ、今日からまたヒッチハイク再開である。 今日からはもう…

涙のノースベンド、滲む夕焼け

「今日の夕方ごろに着くはずだ」 朝起きてすぐにビョンジュンはそう言った。 シアトルを経由するわけではないので 降ろすのは100マイルくらい手前になるわけだが、 それでも全然ありがたかった。 というより、 10日ぐらいで横断が終わろうとしている。 狩…

日韓バックパッカー対談

ビョンジュンとは本当にいろんな話をしました。 アジア人ってなぜか英語も聞き取りやすいんだよね。 ビョンジュン曰く「言語のルーツが同じだから」とのこと。 全ては中国から来てるらしいですね。 漢字だってそうだし。 ビョンジュンも実は元バックパッカー…

ビョンジュンの車窓から

そこからは一週間近く、ビョンジュンの車に乗っていました。 アメリカでっけえ。 写真じゃ伝わらないんだけど、なんて言うんだろう。 夕焼けとか見てると、水平線上の雲って一番遠いわけじゃないですか。 その一番遠い雲が、もうね、 めちゃくちゃ遠い。 日…

ロングディスタンストラックドライバー

朝。 モーテルをチェックアウトし、今日もヒッチハイク開始。 やたらデカいのに閑静なハイウェイ。 車も少なく、数分に1台通る程度……。 そんな中、数十分であるカップルが止まってくれました。 なぜか全然英語が聞き取れない。本当に英語? シアトルへ行き…

ホワイトヘブン脱出

撮るものがなかったので、 ホワイトヘブンの墓地を撮ってみました。 後光よ。 ガソリンスタンドで安いサンドイッチを購入。 満腹中枢を刺激するために、たくさん噛みました。 本当はたくさん食べたいけど、できるところは節約せな。 ヒッチハイク再開。 道幅…

ホワイトヘブン作戦

ザックに降ろされたはいいものの、 どこだここは!!! 一応はハイウェイ沿いなんだけど、 走行車のスピードが速すぎてまともにヒッチハイクできない。 どうしよう、とりあえずグーグルマップを開く。 隣町までのルートを確認。 お! 地図で見たらすぐそこや…

はたらくロックンローラー

タナーズビルでのほろ苦い夜をこえ、ほろ苦い朝に。 ありがたいことに朝食がついたので、できる限りお腹に詰め込んでおく。 日本のとは比較にならないくらい、種類の少ないバイキング。 パンが4種類、以上!って感じでしたね。 ひたすらオレンジジュースで…

水タバコ商人とタナーズビル

ストラウズバーグでバイロンとお別れ。 まだ朝の早い時間帯だし、せっかくなので 街全体をブラブラしてみることに。 田舎すぎず都会すぎない、静かでいいところ。 あと路上の奥まったところに行くと ミュージシャンがアコギで民族風の音楽を奏でてたり、 ち…

ストラウズバーグでの別れ

バイロン宅での夜を終え、 翌朝、出発。 「西は夜寒いからカイロ持っていきな!」 「雨降ると大変だから折り畳み傘も」 「昨日の魚の残りだよ」 「帽子もあげる」 あっという間にカバンがパンパンに。 どこまで親切なんだバイロン! 車を数十分走らせ、着い…

バイロンは博愛主義者

救世主バイオリンに拾われ帰国を免れた俺。 感謝を伝え、カタコト英語で会話してみる。 「バイオリン……?テルミーユアスペル」 「ビー、ワイ、アール、オー、エンヌ」 Byron。 バイロンだった。 Vですらないのかよ!!! 英語って難しい、先が思いやられるぜ…

旅のはじまりと救世主バイオリン

ニューヨークでの数日間を終え、 とうとうヒッチハイク旅行へ出発! あわよくば横断しようという程度の特に目的のない旅なので、 目的地だけは決めておくことにしました。 ワシントン州シアトル。 おおー。横断っぽい! しかもニューヨークからシアトルって…

ニューヨークと自由の代償

ベイジンでの長い長い夜をこえ、 なんなら朝も夜もこえ、 ついに ニューヨーク着弾!! 写真右は決して知らないメキシコ人とかではなく、 今回ニューヨークで数日間お世話になる、高校時代からの友人です。 やっぱり初めての一人旅で突然ヒッチハイクとか不…

灰の街ベイジン、破られた航空券

スカイスキャナー(チケット検索サイト)にて 往復8万のゴミみたいな航空券を手に入れ、 いざ出発! 本当にカバンが小さい。遠足かよ。 心なしか目の奥に不安が宿っています。 今回の飛行機は乗り継ぎ便。 「那覇→北京→ニューヨーク」 といった過酷なスケジュ…

バックパックを用意しよう!

こんにちは、水です。 今回の旅行、一人でヒッチハイクしながら あわよくば横断しようという完全にナメきったスタンス(しかも俗物的)なので 持ち物はとても悩ましいです。 できることなら全部持っていきたい。 ていうか母ちゃん持っていきたい。 最初にバッ…

誰かに認められたかったんだ

知り合いの人も、赤の他人のみなさんも こんにちは、トケシです! 沖縄県出身、家族や友人が大好き、 好きなスポーツは特になし、 一番好きな飲み物は水です。 ▲7年前のトケシ(写真左)。 今回ぼくはそんな水みたいな人生を変えたくて、 アメリカをヒッチ…