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トーキッシュのへっぽこ周遊記

ただ誰かに認められたかった。沖縄の大学生がアメリカをヒッチハイクで横断・縦断するブログ。

物乞いカップルの南下旅行

 
 
 
さすがに疲労がたまってきたのか、
 
起きたのは10時過ぎ。
 
疲れたー。
 
 
ゆっくり準備し、ヒッチハイク開始である。
 
 

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あれ。
 
あれれー。
 
 
 
全然車が通らない。史上最大級である。
 
5分に1台のペース。
 
これじゃあドライバーを捕まえるのは難しい……。
 
 
どうにかしなければ、と近くのマクドナルドで
 
グーグルマップと作戦会議。
 
 
 
ブリトーを食べながら考える、
 
他にハイウェイのエントランスはないのか?
 
 
 
 
しかし何度見つめても地図は変わらない。
 
他にいいポイントはなさそうだ。
 
 
 
諦めてヒッチハイク
 
もうここしかないんだ、頼む、誰か……!
 
 
 
30分後、こちらに手を振るカップルの車が!
 
ガソリンスタンドに入って行く。
 
ラッキー!と急いで向かう。
 
 
 
 
彼氏が車から出てきて一言。
 
「ガソリン代払える?」
 
「え?」
 
「よければ15ドル払ってほしいな」
 
 
なるほどこれは初めてのパターン、ていうか顔こわ!
 
 
でも考えてみれば、
 
車に乗せてもらうのに自分はお金を出しません、なんて
 
少し身勝手かもしれないな。
 
 
しかもかなりの距離を走るようだったので
 
(というかメキシコに行くらしい)
 
お金を渡し、乗せてもらうことに。
 
 

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やっぱり顔こわいって……。

 
 
 
 
ガソリンを入れ、さあ出発!
 
 
 
と思ったのだが。
 
 
 
あれ。
 
 
 
この二人、また別のガソリンスタンドに入り、
 
周囲の人にお金をねだっているのだ。
 
 
「少しだけガソリン入れてくれないー?」
 
 
彼氏も、彼女もである。
 
 
 
くれなかったら「シット、ファック」などと悪態。
 
なになに、こわい、なにが起こっているの……?
 
 
 
それからもガソリンスタンドがあるたび
 
同じことの繰り返し。
 
 
道中のマクドナルドでも他人に小銭をねだったり、
 
知らないおじさんにタバコを売ったりしているようだ。
 
 
しまいには二人でマリファナを吸い出す始末。
 
運転荒すぎ!こわいよ!
 
 
 
二人はお金がない、お金をねだりながら南下する旅みたい。
 
 
あれ、これって。
 
もしかしてヤバいんじゃ。
 
 
 
俺、火に入った夏の虫なんじゃないか……?
 
 
 
 
カモだと思われているかも知れない。
 
いつでも逃げられるようカバンを握りしめる。
 
こわいなー。早く着かないかな。
 
 
 
二人はずっとハイテンションで話すが、
 
後部座席の俺のことなどほったらかし。
 
初めてのパターンだ、大丈夫かな……。
 
 
 
 
しかし、ラジオでホワイトストライプスや
 
ガンズ・アンド・ローゼズやアリアナグランデが流れると、
 
なんだかとても安心するのである。
 
 
よかった、コイツらも同じ音楽聴くんじゃん……。
 
悪いヤツらじゃないのかな。
 
 
 
位置情報で自分の位置を確かめながら数時間。
 
 
 
二人が止まったのはサンタバーバラという大きな街。
 
 

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「ここでいいよ、ありがとう!」と伝え、
 
俺は足早にその場を去って行きました。
 
 
 
なんだかよくわからなかったけど、いい旅を。
 
マリファナは程々にね!